チェンマイ行きの列車で(3) admin

チェンマイの初日はバンコクで予約しておいたゲストハウスです。暗くてじめっとした部屋を割り当てられてしまったのも然る事ながら、もともとゆんじょんがマッサージスクールに通うのが大きな目的だったのもあり、着いた矢先に市内へ繰り出し、別のゲストハウスを探してぶらぶら。
スクールの近くにたまたま通りがかったのが、今回8泊したMandala Houseというホテルです。11月に出来立ての建物で、リゾート風な小粋なデザインの部屋です。ダブルの部屋を600バーツを値切って550バーツに。新品のタオルが有り難い。ここを中心にチェンマイの町を毎日歩いて過ごしました。

ゆんじょんが一人でスクールに行っている間は、日中一人で町なかを散策。地図で見ると近くに思える場所が意外に遠い。一日では町の中心部の4分の1も見ることが出来ません。知り合いから教わったマッサージ屋を探してうろうろしているとあっと言う間に半日が過ぎてしまいます。10日ではチェンマイ全体を把握することは難しいようです。
ポイントを絞って、夜になると夜店の並ぶナイトバザール、チェンマイで最もおしゃれと言われるニマンヘミン通り、古いお寺がたくさん残る旧市街、1000m以上の丘から町全体が見渡せるドイステープなどを見て回ったら時間切れでした。

スクールのあるロイクロ通りと平行する、チェンマイの目抜き通りターぺー通りでは何度か食事をしました。
明らかに観光客向けに料理されていて味付けが物足りない所もあれば、驚くほどおいしいパッタイ(タイ風焼きそば)を20バーツ(約74円)で食べられる所、欧米風で少し高めだけどヘルシーな朝ご飯が嬉しいカフェなどが軒を並べています。16年前から同じ場所で屋台を出しているというローティー(インド風クレープ)も食べました。
びっくりするほど辛い料理に出くわすことがあるのを除けば、タイ料理はとても日本人の舌に合うと思います。甘辛やピリ辛、すっぱ甘といった感じの複雑に味覚をからませた料理が多いのも、日本の料理に似ているのではないでしょうか。

ひとりで街を歩いている時に、現地に住む日本人に声を掛けられました。65歳位の男性は僕が長くチェンマイに居るのかを聞き、ぜひメイホンソンに来るようにと名刺をくれました。メイホンソンはチェンマイの北にある、たくさんの首輪をした首の長い女性のいる民族で有名な場所です。日本でリタイア後、そこに家を買って生活しているそうで、月に一回の買い物のためにチェンマイに出てきていたそうです。
マッサージを受けにホテルの近くの店に入った時には、その店を経営していると言う日本人に出会いました。30歳そこそこの男性はマッサージの資格を持つタイ人女性と結婚し、お店を建てたとのこと。当初は別のタイ人男性との共同経営で日本にも店舗をつくるはずだったのが、様々な苦労を経てひとりでチェンマイの店を持つようになった苦労話などを聞きました。

ネパールにいると街行く人がみな緊張気味で、こちらもついつい肩をいからせ目を吊り上げて歩きがちです。ことさら日本語で声を掛けられると、相手が日本人であっても少し警戒してしまいます。チェンマイはなぜかそんなことは無いようです。こちらも時間を持て余しているので、ついつい話に付きあってしばらく会話を楽しんだりしています。
現地のトゥクトゥクドライバーも声を掛けてきますが、ネパールのそれと比較するとしつこくなく、気が合えば彼らの仕事とは関係のない話をしていたりします。そんな人の穏やかさも、タイそしてチェンマイの魅力だと思います。

町の大きさや気候、そこかしこに感じる穏やかな風情、カトマンズやバンコクと比べて車の通りや騒音が少ないこと、そしてなにより食べ物がおいしいことから、チェンマイは住んでみたい都市の候補にランクインです。
また次回アジアを訪れる際にも立ち寄って、今度はできれば別の季節を体験してみたいと思いました。

Written on 25th 5月, 2007 by admin · No Comments »

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