イギリスで再会(1) admin

朝8時にモーテルを出発して、ドーヴァー海峡の対岸、イギリスのフォークストーン行きのユーロトンネル列車に乗るためターミナルへ向いました。ユーロトンネルは自動車限定の列車。ユーロスター特急と同じように、ドーヴァー海峡の地下をくぐって、カレーから約35分でイギリスに到着します。
この日は、日本からやって来た友人夫妻と合流して、いくつかの観光名所を巡る予定。

高速道路の料金所のようなゲートに到着したら、前日に予約しておいた予約番号を入力。ルームミラーに取り付ける番号札が印刷されて、ゲートをくぐります。フランスの出国審査とイギリスの入国審査をそれぞれ車に乗ったままクリアすると、待ち合い駐車場ではすでに番号札の呼び出しがかかっていました。
道路に書かれた表示に誘われるままに乗車ゲートに進むと、乗車の合図が放送されるまで列になって待ちます。ホームに到着すると、列車の横っ腹にある出入り口から列車内に車ごと乗り込む形で乗車。係員の指示に従って、列車内をゆっくり走り、停止位置についてハンドブレーキをかけ、エンジンを切る。
ホテルを出てから、ここまで一度たりとも自動車を降りる事なく、全てが進行します。ちょっとした驚きです。

フォークストーンに着くと、列車の前方から降車し、道路標識に促されるまま走って行くと、高速道路に乗っていました。列車を降りる際に、ちゃんと時計を1時間遅らせるように(時差を修正)アナウンスが教えてくれます。
数ヶ月の間、毎日のように右側通行で走る事に慣れていたため、突然の左側通行にものすごく違和感を感じます。気がつくと高速道路の追い越し車線のほうを走ってしまう。
高速道路を降りても違和感の連続でした。ラウンドアバウトでは、今まで左側に注意して先行車がいない事を確認してから合流していましたが、それが右側が優先になるうえ、時計回りに回る事になって、何かと手間取ってしまいます。そんなことを繰り返して、ようやく到着したドーヴァー駅。日本からイギリス旅行に来ている友人との待ち合わせ場所です。

時間通りの列車に乗ってやって来たエイコとハルの夫婦は、10年以上前からの親友。仕事がきっかけで知りあい、仕事での繋がりが無くなった今でも、気の置けない「身内」である事に変わりありません。
変わりない笑顔で現れたエイコとハルは、僕たちのためにわざわざ重たいお土産をたくさん持ってきてくれました。お腹の調子が悪い時に必須のポカリスエット5箱をはじめ、僕たちが勝手にAmazonから送り付けたガイドブック2冊。生姜湯や黒豆、せんべいなどの貴重な日本の味。どれも感涙ものです。

さっそく4人で車に乗り込み、出発。まずはドーヴァーの岩壁White Cliffを見るため、手頃な場所に駐車場を見つけ、歩いて海岸沿いを散歩します。大陸からもぎ取られたとでも言うような、断崖絶壁が白く輝いて見えます。海岸沿いの散歩どうから見上げると、ところどころに階段があったり、ガラス窓が埋め込まれていたり、人間の手が加わっていて、大自然の猛々しさを見るような驚きは薄れますが、美しい眺めである事には違いありません。
眼前に連なるホテルの集った一群の建物が、レトロな観光地の趣を与えていて、イギリスならではの雰囲気があります。

次に向ったのはリーズ城。高速道路を乗り継いで1時間の距離です。城郭研究家ロード・コンウェイがヨーロッパで最も美しいと言ったといわれる城は、古くは12世紀のノルマンディーからイギリスに渡った貴族が、そして現在のように一般公開されるまでは、アメリカ生まれのベイリー夫人など歴代の大金持ちに代わる代わる所有された城です。
城の周囲に巡らされた庭園は、丘や小川など起伏に富んだ地形で、散歩に最適。小川の周辺ではリーズ城のエンブレムに描かれている黒鳥を始めとしたいろいろな種類の水鳥に出会えます。運が良ければ鳥たちに触れる事も出来る庭園内のあちこちに、手を除菌するためのジェルが設置されていたのも、イギリスらしさと言うべきかも。

Written on 5th 5月, 2008 by admin · No Comments »

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