二日目に訪れたマンモスカントリーは、写真で見るほどきれいな場所ではないのが残念です。何でも地殻の変化によって温泉が湧き出なくなった場所がたくさんあるので、何年か前には湧き出る水でテラスが潤っている状態だとしても、今はすっかり枯れてしまって、エルクなどがテラスを踏みつぶしてしまった跡になっていることも。
ガイドに紹介されていない温泉が新たなテラスを作り出そうとしている場所もあって、時間の流れを感じさせます。
食事をするため駐車場で車を降りると、人間を恐れないのか、10頭ほどのエルクが芝生の上に群がっていました。
雄のエルクがしきりと交尾を求めて雌達に寄っていくのですが、何度も逃げられる度に悲しそうな声で鳴くのが忘れられません。
2日に分けて訪れたガイザーカントリーは、温泉がたくさんあって硫黄のような臭いが辺り一帯に漂っています。
泥を含んだ温泉のFountain Paint Potはその名の通り、ペンキ缶を沸騰させたようにも見えるし、地獄絵のようにも見えるところ。プクプクと湧き出る泡がなんだかかわいらしく見えます。
Old Faithful Geyserはイエローストーンで最大の間欠泉だけあって、周りに設置された観覧席で300人くらいは座って見ることが出来そう。熱水の吹き出す予測時間がビジターセンターに掲示されているので、その15分前には満席になります。でも危険なためか、かなり離れた場所から見るし、噴出時間は短いので期待しすぎて少しがっかりします。
その他にもCastle GeyserやRiver Side Geyserの噴出時間にあわせて見ることが出来たので、たくさん写真やビデオを撮ることが出来ました。
ビジターセンターから歩いていけるボードウォークの先にあるのが、Morning Glory Poolと呼ばれる温泉。真ん中は微生物が生息できないほど高温なため、透明度が高くて真っ青に見えます。温泉の淵に緑から茶色のグラデーションが美しく見えるのは、イエローストーンの温泉特有のバクテリアが生息している証拠。10mも無い小さな温泉ですが、その美しさのため周囲をアマチュアカメラマン達の三脚が取り囲んでいます。
最後に立ち寄ったMidway Geyser BasinにあるGrand Prismatic Springは公園内で最大かつ最も強烈な色彩を持つ温泉。近くの駐車場からボードウォークで歩いて行くのですが、駐車場からすでに水蒸気で前がよく見えません。直径113mの巨大な温泉が作り出す水蒸気の量は多く、独特の風景を作り出しています。草津温泉の湯畑もこれには敵いません。
もくもくと立ち上る水蒸気に、前が見えないのも構わずGrand Pirsmatic Springに向っていったのですが、当然の事ながら肝心の温泉も湯気の中。結局辛抱強く待っていると、風が吹くとちらっと端の方だけ姿を現す温泉を拝むだけでおしまい。蒸気で髪の毛がびしょびしょになりつつも、心地よい疲労感と不思議な達成感に浸っていました。
すっご~い!!
さすがアメリカ!スケールが違いますね。大きいですね!素敵。
久しぶりに2人のツーショット見れてよかった。。。
「飛んでる写真」すごくキレイね。
風邪引かないように!
またメールします。
コメントありがとう!
ニューヨークはちょっと暑いくらい。
昨日MoMAに行ってきたんだけど、1日立ちっぱなしでくたくたです。
また連絡くださいねー。