イースター島行きのチェックインで、チェックイン時間に間に合わなくなると言うトラブルがありました。
そもそも、充分早い時間に並んでいたにも関わらず、別の列に並び直すよう、LAN航空の職員に言われたのが原因。チェックインカウンターでしつこく文句を言って、なんとかフライトには間に合わせることが出来ました。
イースター島の空港に着くと、さっそく南の島特有の熱気と湿気が襲ってきました。国内線なので入国審査のようなものは無く、荷物を受け取って空港を離れる前に、民宿のカウンターでひとつひとつの宿の値段をチェック。最初は頑固な案内係も、徐々に空港から客が去っていくと値切りも出来るようになります。
結局一番安くしてくれたおばちゃんに、半ば強引にタクシーに乗せられて宿に到着してみると、掃除はいい加減だし、かび臭い匂いも耐えられそうにない、超のつく安宿。それでも本土と比べて物価の高いこの島では、一泊12,000ペソ(約2,621円)もします。
逃げるようにその宿を離れて、とぼとぼ2人で歩いていると、レストランのテラスから現地のおばちゃんが親しげに声をかけてきます。次に向おうとしていた宿は、空港で名刺を受け取っていた場所ですが、おばちゃんはそこまで車で乗せていってくれると言う。親切を有り難く受け取って、宿に着くと、英語の不慣れな宿の女主人にスペイン語で通訳までしてくれました。
外観はキレイでも、中は薄暗くてあまりキレイとは言えない場所ですが、疲れてもいたし、まあ納得。初日の宿は決定です。
物価高のイースター島の問題は、いかにして安く生活するか。モアイを見て回るためのレンタカーも、出来れば他の旅行者とシェアしたいし、食事も自炊が基本。本土の方が食材の質が良くて安いことを事前に知っていたので、いくらかの食材をサンティアゴのスーパーで買い込んで来てもいます。
さっそく村の中を歩いてみると、島にある村はひとつだけで人口も少ないながら、歩いて観光するには、結構な距離を歩き通す必要があることが分かりました。
とりあえず、必要な情報を入手するべく、レンタカー会社やランドリー、雑貨屋などを見て回るとぐったり。なんだかあまり魅力のない村だなぁというのが、初日の感想です。