シンガポールの4日間も今日でおしまい。
これまでとは違ってゲストハウスやホテルではなく、ゆんじょんの友人ミリョンさん宅でお世話になっています。何でも世話を妬いてくれるとても親切な一家で、本当に世話になりっぱなし&助かっています。
プーケットからAir Asiaでクアラルンプールへ移動、マレー鉄道でシンガポールへと移動してきました。マレー鉄道はホームページからチケットの購入が出来てとても便利。Air Asiaの飛行機はほぼ時刻通りだったのですが、空港から駅までを繋ぐバスが、思いの外遅かったので慌てました。憧れの一等寝台車をキープしていたので、それに遅れたら大変です。
一等寝台は二人用のコンパートメント(扉で繋いで4人用にして使うことも出来るみたい)で、なんと!トイレとシャワー、テレビが付いています。チケットを確認する車掌の他に一等客の面倒を見るスタッフも別にいて、特別な気分にしてくれます。室内はそこそこ汚れていたりしますが、タイ国鉄で味わったどきどきした夜行列車の旅とはまた違った贅沢な旅を楽しめます。
到着はクアラルンプールを出発してから10時間半ほど後ですが、マレーシアの南端ジョホールバルとシンガポールのウッドランズでそれぞれ出入国手続きがあります。ジョホールバルのチェックはパスポートを見せて出国のチェックを書き込んでもらうだけですが、ウッドランズでは全ての荷物を持って下車し、空港並のパスポートコントロールをしてから再度乗車するというややこしい手続きがあります。
ゆんじょんのパスポートは横浜で更新した事から、普通の韓国人のパスポートとはちょっと違うらしく、頻繁に検査で引っかかります。ここでも別室に連れていかれて、チェックを受けました。幸い悪いことはしていないので、問題なく通過できました。
乗客全員のチェックが終って、再乗車したら残り30分ほどの距離をさらに列車で進みます。
列車を降りると、日曜日なのでミリョンさん一家が揃って迎えに来てくれていました。この瞬間からシンガポール食い倒れツアーの始まりです。
列車が着いたのは朝8時ごろ。当然朝は何も口にしていません。再会の感動を一頻り噛みしめたところで、早速シンガポールの主立ったデパートが並ぶオーチャードロードまでタクシーを飛ばします。ウィーロックプレイスというデパートにあるオープンカフェで最初の食事。コーヒーとトースト、スクランブルエッグなどを頂きました。
ご主人のジンソップさんはIT関連会社で勤める背丈の大きなおっとりした人、ミリョンさんはオーケストラでビオラを演奏する冗談の止まらない人、娘のセウンは10歳なのにもうすぐゆんじょんの身長を超えそうな優しい女の子。3人とも少しぽっちゃりなのが面白い。一家のコンドミニアムに到着すると、お茶を飲みながら休みました。積もる話も多いので、久しぶりに韓国語を話すゆんじょんは嬉しそうです。
しばらくすると(朝ご飯食べてからあまり動いていないんだけど)昼食の時間。ピリ辛のキムチジョンゴル(キムチチゲの汁が少ない版みたいな料理)がメインで、手作りのオイキムチなどがたまらない美味さ。ついつい食べ過ぎになりそう。オイキムチだけでご飯2杯はいけそうです。
夜はコンドミニアムの中庭にあるバーベキューブースでプルゴギパーティーだという話で、近くのスーパーに買い出しに行ったりして時間を過ごしましたが、あっという間に夕食タイムになってしまいます。
プルゴギの他にソーセージや焼き芋、鶏の照焼き、マシュマロなどバーベキューの定番が揃います。一杯目のワインが空く頃にご近所の韓国人家族が集まってきてプルゴギに突入!プルゴギはもちろんのこと、手作りのサラダや、キムチが美味い。隣に座っていた韓国人さんのテンポに釣られ、ビールで腹に流し込むようにパクパク食べてしまいました。案の定キャベジンのお世話になります。