香港を後にして、向うは我が妻の故郷韓国ソウルです。香港で乗るタイ航空628便は、バンコク発で香港を中継してインチョン空港に向う便なので、中はタイ帰りの韓国人でいっぱい。空港の待合ロビーから早くも韓国語が飛び交います。
これまでのタイ航空便は機内食が美味いのが嬉しかったのですが、香港で中継しているからなのか不味い。機内食が夕飯代わりなので仕方なしに完食します。
インチョン空港に着くとゆんじょんのお兄さんが出迎えてくれました。ややこしいバスや列車に惑わされることなく、実家に到着。ご両親に挨拶して、その日は夜遅いこともあってそのまま寝ました。
翌朝から慌ただしい毎日が始まります。
まずは朝ご飯がプルゴギとカルビチム。シンガポールを思い出させるヘビーさですが、美味しいのでたくさん食べます。脂っこい中華料理をしばらく食べていたので、ほっとします。韓国の人にとっては、たくさん飲み食いさせるというのが彼ら流のおもてなしのようです。前日あまり眠れなかったので朝食後ベッドで寝ていると(確実に太りますね)、わいわいがやがや親戚一同が到着の様子。結婚後顔見せできていない、親戚一同と会食するのが今日の課題です。
レストランに集った20人ほどの親戚の方々が、皆挨拶をしてくれます。韓国語を話せない僕でも、彼らに快く受け入れられていることが感じられます。次から次へと現れる料理を、お母様に急かされるように食べますが、ヘビーな朝ご飯のせいかなかなか食が進まない。それでも珍しい料理を前に、なんとか全員のペースに合わせて食べました。
レストランから家に戻っても食事は続きます。まずはデザート代わりの果物とシッケという甘酒を薄くしたような飲み物。遠くから来ている親戚が帰った後、しばらくお兄さんの子供たちと遊んで、マカオで買ってきた乾燥牛肉をつまみにビールを飲み交わしていると、さあ夕食。夕食は朝ご飯の続きでプルゴギとカルビチムです。
夕食が終ってお兄さん一家が帰ると、今度は昼食を一緒に出来なかったいとこの家族が再来訪。手土産のフライドチキンはさすがに手が出せませんでした。