翌日は遅めに朝ご飯(超久しぶりにゆんじょん作サンドイッチ!)を食べ、ゆんじょんの友人のホソンと会うためにソウルの観光名所のひとつ仁寺洞(インサドン)へ。ホソンは一度横浜を案内したことがある、ゆんじょんの親友です。ゆんじょんとは不釣り合いなくらい体格の立派な、美白肌で優しい顔の女性。彼女にとっても食べさせる=おもてなし、であることには変わりありません。
ゆんじょんのパスポートを更新する手続きが煩雑だったため、あちこちの区役所や税務署で事務手続きをするのに付き合ってもらいましたが、途中昼ご飯を食べていなかったため、タクシーでサンドイッチで遅めの昼食。
無事手続きが終ったら、僕のリクエストで仁寺洞の書店へ立ち寄った後に、ホソンお薦めのカフェへ。このカフェでは、コーヒーやデザートを食べるだけでなく、ドクターフィッシュと呼ばれているエステのようなものを体験できます。足を洗って、4cmほどの体長の魚がたくさん泳ぐ水槽に入れると、たちまち魚達が寄ってきて肌の角質を食べてくれるというもの。最初はくすぐったいけど、慣れると15分の制限時間が物足りなく感じます。ドクターフィッシュはソウルでとても流行っているらしく、順番待ちの人がたくさん。終ったらコーヒーとかき氷で一休みして、仁寺洞観光へ。
おしゃれな、でも韓国の伝統工芸をうまくリデザインしたような商品の並ぶショップをウィンドウショッピング。この近辺はアートギャラリーなどが隠れていて、細い通りに入ると面白い店が見つかったりするらしい。ホソンが急いで夕食を食べたがるので、心残りながらタクシーで新村(シンチョン)へ。
焼き肉屋が軒を連ねるこのエリアでも、美味しいと評判の店に連れていってもらいました。3種類ほどのカルビ(それぞれ日本で食べる2人前くらいの量)を頼むと、キムチやらケジャン(生蟹の醤油漬け)やらがテーブルを埋め尽くします。お肉は当たり前ですが、ケジャンがたまらなく美味い。これまでに食べたことのあるケジャンは辛味噌漬けで食べたらすぐにお腹を壊すくらい辛いものばかりですが、醤油漬けのケジャンは刺し身のような味わい。
すごい勢いで食べるホソンを追いかけるように食べると、シメの水冷麺とビビンパが登場。隣の席で食べていた日本人のグループがちょっと驚いた顔をしていました。
なんとか一通り完食して、それでもトッポギ(餅の辛味噌料理)を食べたいというホソンと別れて、帰ってきました。