チェンマイに来てから、ゆんじょんは毎日タイマッサージのアドバンスドコースの受講があるものの、僕は特に予定がありませんでした。
そこで、ゆんじょんと同じ、Loi Krohにてフットマッサージの講座を受講することにしました。
マッサージはおろか、人の体に触るようなことをあまりしていなかったので、緊張しつつ学校へ・・・。
毎日講座をスタートできるので、申込の翌日には朝9時に学校に行きました。講座は2日間だけの短いものです。
先生は女性のナー先生(タイ人はなにかとニックネームを使うので、本名ではありません)。
到着してすぐにユニフォームに着替え、毎朝必ず行うと言うお祈りへ。お祈りはタイマッサージの始祖であるシヴァゴ先生への誓いの言葉のようなもので、もちろんタイ語。何を言っているのかはよく分かりませんが、ともかくアルファベットを追いつつみんなのテンポに合わせるのに必死です。
それが終るといよいよフットマッサージの授業です。ちゃんとテキストがあって、それを見ながら先生が最初にお手本を披露してくれます。マンツーマンの授業なので、お手本の間は自分がマッサージを受けることになります。テキストにはイラストの他には説明がないので、先生の説明をすべて書き取っていく必要があるのですが、マッサージが気持ち良くてついついうとうとします。
左足のマッサージが途中まで進むと、今度は自分の番です。これまで赤の他人の足を触ったことなど無いので変な気分です。先生の足は小さいので、なかなか思い通りにマッサージできません。最初は「水虫とかうつりそうだなぁ」などと考えるのですが、しばらくやっていると不思議とどうやったら気持ちよくなってもらえるか真剣に考えるようになります。
なんとか一通りのマッサージを終え、先生からお褒めの言葉を頂き、休憩。気がついたら本来片足30分程度のマッサージに1時間以上かかっていました。(それも途中まで)
再度お手本を見せていただき、右足へ。
一度トライしたので簡単だろうと思いますが、左右が違うだけで戸惑うことがたくさん。内側から外側へ指をスライドさせるところを逆向きにしてしまったり、左手でうまく揉むことが出来なかったり。何度も間違いを指摘されつつも両足完了!
翌日は両足を通しでマッサージするところからスタート。前日よりも上手くできている気がします。先生の足の大きさにも慣れてきました。先生が僕の足を3回押すところを、2回くらいしか押せませんが、それでいいみたいです。1日目は途中までのシークエンスでしたが残りも全部教えていただき、晴れて全部のコースを終了しました。勉強と言うよりはトレーニング。習うより慣れよなので、これからゆんじょんを実験台に続けて見ようと思います。
修了証のようなものももらったので、近日中に写真をアップします。
何事においても三日坊主の僕にとっては、2日間のコースは途中で脱落するリスクがないのでした。
タイ式マッサージの特徴はエネルギーラインである「セン」を刺激して、
ストレッチで身体を伸ばしていくのでかなり深いリラックスを得られます。
その歴史も古く紀元前3世紀頃、シヴァカ・クマール・バッカ(通称シバゴ)
という医師の行っていた治療が、タイ式マッサージのはじまりだと言われています。
受講の前にドクター・シバゴにお祈りする内容は以下のような内容です。
この祈りにより、私達はあなたの助けを尊重し、
あなたが私達の体を通して、
私達の患者達に幸福と健康をもたらして
くださいますようお祈り申し上げます。
人がこの世界にいる間、癒しの神は天におられました。
この祈りにより天がこの世界に反映し、癒しの医学が世界に
広まりますように。
私たちが触れ人が幸せで、そしてどんな病気が取り除かれます
ように。
これで、ドクター・シバゴに感謝の気持ちをこめて、気持ちを落ち着かせて
施術を行うことができるのです。
うわ~
いきなりデザインバージョンアップしてる。(笑)
すごい、ほさん。マジに施術しているのですね。
帰ってきたら是非てほどきをお願いしたいものです!
いいな~夫婦でマッサージできるとお互い幸せだよね。
ドクター・シバゴなんだか最強な御方。