僕の方はと言えば、ダイビングしたさに、風邪が良くなるまでダハブの滞在を引き伸ばしていました。あまり延長しても、この後の旅程に影響が出ては意味がないので、全快とは言えないまま今日からダイブ。
ダハブの有名なダイビングポイントとしては、ブルーホールとキャニオンがありますが、どちらもオープンウォーターライセンスだけではアクセスできない深場です。特にブルーホールは行ってみたかったので、アドバンストオープンウォーターの取得をする事にしました。講習がブルーホールで行われるからです。
いくつか選択できる講座の中から、ライセンスの取得に必要なディープダイビングとアンダーウォーターナビゲーションのほか、ドリフトダイビングとピークパフォーマンスボイヤンシー、アンダーウォーターフォトグラフィを選んで、フランス語のできるインストラクターに教えてもらう事にしました。
講習マニュアルは日本語のものがあったので、それを受け取って勉強しましたが頭に入ってこない。昔は一夜漬けが得意技だったのですが、もうダメ。なんとか予習を重ねてブリーフィング前のレビューをしますが、日本語でもキツイのに、さらにフランス語に翻訳して回答するのでとても難義。やさしいインストラクターで助かりました。
久しぶりの機材は重いし(紅海は塩分濃度が高いのでウェイトを2kgくらい余分につける)、機材を背負ってビーチを歩くのは疲れるし、フィンをつける時に背中がつってしまうし、海から上がるとめちゃくちゃ寒いしで、悲惨な気分。6ヶ月ぶりの海の中は、なかなか中性浮力が確保できず、気がついたら水面近くまで浮いてしまったり、水底の泥を目一杯巻き上げたりで散々です。
初日一日で3ダイブしましたが、3ダイブ目にはなんとか勘を取り戻し、写真が撮れるくらいまでには水中でじっとしていられるようになりました。
ホテルに戻ってくるとくたくたでボロボロです。ゆんじょんにマッサージをしてもらって、なんとか出歩けるようになりました。
明日はキャニオンとブルーホールで潜ってきます。
うわーーっ。まだ挑戦するんですね、この夫妻は。ブルーホールってこの前書いてた139mの深場でしょ?いかにも耕平さん、「これを観にわざわざやって来たのさ。」といいたげな、好きそうな場所ですが・・・。泥を巻き上げの件りには、思わず笑ってしまっちゃったのですが、さて、続編を見てみます。題も題だし、嫌な予感がしてきました・・・。では。