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2007-08-012022-02-11

侮れないバンコクの病院

バリ島からクアラルンプール、そしてバンコクへとAir Asiaを乗り継いで再びタイへやってきました。途中飛行機がキャンセルされていて焦りましたが、当日のうちに数時間遅れで到着できました。
バンコクの空港に着くと、もう11時近く。以前利用したエアポートエクスプレスバスではなく、ローカルバスで市内に入ろうと計画していたので、バスターミナルまで空港内のシャトルバスで移動します。556番のバスが目的のカオサンロードを通過するはずだったのですが、なぜか(オフシーズン?)556番は走っていないとのこと。チケット売り場のおじちゃんに教えてもらって別のバスで市内に入って、そこからタクシーで行くことにします。バスが二人で68バーツ(約267円)、タクシーも70バーツ(約274円)と、エアポートエクスプレス(ひとり150バーツ)と比べて格安です。いつもより高い800バーツ(約3140円)ですが、12時を過ぎても確実に空き部屋のありそうな大きなゲストハウスRambuttri Village Innに投宿。

その日は出発前にバリ島のホテルで朝食を摂り、空港でしまちゃんとLOLOとの別れを惜しみながら4人でマクドナルドのMcChickenを食べ、KLの空港でコーヒーを飲んだだけなのですが、シンガポールから続いた贅沢が祟ったのかゲストハウスに付いた途端に酷い下痢。
翌朝、海外旅行保険でキャッシュフリーで日本語で診療が受けられるBangkok Hospitalで診察してもらうことにしました。
ネパールの病院で大変な思いをしたので、恐る恐る病院へタクシーを飛ばします。途中雨が降って道が通れなくなっていて、予想以上の時間をかけて病院に到着しました。

まず病院の規模に驚かされます。細い入り組んだ道のあちこちに近代的なビルがたくさんあり、どれもBangkok Hospitalの病棟のようでうす。受付は日本語専用のカウンターがあり、現地人でも流暢に日本語を話すスタッフが別のビルにある内科まで案内してくれます。内科のビルはさらにでき上がったばかりのようにキレイで、まるでデパートのよう。民族衣装を着たアテンダントがいるし、ロビーでは民族音楽の生演奏もあり、スターバックスまで揃っている。すっかり気分をよくしつつも、金持ちそうな人々の中で少し肩身の狭い思いをしながら、日本語受付へ。

日本で行ったことのある病院は、どこも患者が溢れるほどいるためか、スタッフがみなピリピリしていて落ち着かない。先進技術の導入でシステム化されているからか、あちこちの受付や待合室をたらい回しにされているように感じるものでした。大げさだけど、あくまで患者は医者にお願いして診察してもらっていて、なるべく病院側の機嫌を損ねないように小さくなっているような気分がしていました。
でもここでは、患者はお客様といった雰囲気。病院なのでやることは同じですが、受付から別の病棟や支払いなどの案内まで常に同じ人が付き添ってくれるので、迷わないし邪険な扱いをされている感じもしない。スタッフもピリピリどころか常に笑顔で冗談のひとつふたつもこなす愛想の良さ(もちろん日本語で)。薬局のお姉さんも丁寧に(こちらは英語で)薬の飲み方を教えてくれ、しかもかわいらしい再生紙の手提げ袋に入れて渡してくれます。時々イスラム系の上から下まで真っ黒な人がいたりして驚きますが、とても快適な病院で感激しました。

スタッフの応対から、薬の手提げ袋まで、すべてが丁寧にプロデュースされた高級リゾートホテルにでもいるような印象を受けました。もちろんバンコクの全ての病院が同じというわけではなく、高い診察料が払える人を対象にしているから出来るのだと思いますが、日本では(フランスでも)聞いたことがないので驚きました。
病院の世話にならないのが一番ですが、海外で心細い時にこのような病院があるととても安心します。海外旅行保険のキャッシュフリーが受けられるので、1バーツもお金がかからないのも有り難い。

バンコクに長居するつもりはなかったのですが、結局体調が元通りになるまで結局7泊もしてしまいました。ゲストハウスも安いところに移らなかったので、予想外の出費。ベッドとトイレを往来している僕に、毎日食事を買ってきてくれた奥様にも大感謝です!

2 thoughts on “侮れないバンコクの病院”

  1. eiko-s より:
    2007-08-01 23:43

    お~。
    体調悪くしていたのですか。もう大丈夫とホサンから聞きましたが、ご無理なさらないように。
    でも変な話ですが、各国の病院に行くというのもある意味貴重ですよね。行って見ないとわからないこと沢山あります。
    私、ちょうど昨日定期健診で大学病院の日でしたが、耕平さんの言うとおり案の序注射一本うつのにたらい回しでとても待たされました。オートメーションのおかげで看護士も打つのがわかっているのですが、データが先生からあがってこないとかで待ってくださいの連続、その間違う看護士からなんども体温測ってくださいと言われました。(苦笑)
    考えてみればネット環境がそばにあるわけでもないのにちゃんとレスしてくれるお二人に感謝。無理しないようにね!ではまた!

  2. Kohei より:
    2007-08-02 01:02

    体調を崩したといっても、下痢だけどね。
    前回ポカラで長引いたのを教訓に、早めに病院に行っておいたほうがいいと思って、あとバンコクならもう少しましな病院があると期待して行きました。
    そのうち薬の手提げ袋の写真をゆんじょんがアップロードすると思うので、見てみてね。
    タイはどこもネットが速くて助かります。

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