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2007-07-152022-02-11

大忙しのアンコール遺跡(3)

最後の遺跡巡りはバンテアイ・スレイよりもさらに遠い、ベン・メリアへ。
近年になってようやく観光客に開放されたとあって、まだ訪れる人も少ない場所です。
アンコール遺跡の中には、樹木によって侵食されてしまった建造物を出来る限り本来あるべき姿へ戻すための修復が行われている遺跡と、自然に侵食され朽ちるままに維持していくために保全が行われている遺跡とに別けられます。このベン・メリアは後者にあたる遺跡で、「天空の城ラピュタ」のモデルとも言われ、瓦礫の山のような崩壊した建造物の間を榕樹がたくましく成長を続けている場所です。時とともに溶けるように遺跡はその姿を消失させているのです。

他の遺跡とは違い、瓦礫をよじ登ったり、崩れた壁石をたよりに下ったりを繰り返して進みます。苔むした石は滑りやすくて気が抜けません。また日光が全然当たらない通路のような場所もあって、トーチライトの明りを頼りに進んでいく事もあります。
本当に先に続いているのかどうか素人目には判断できないので、他のグループの後を追うように歩き回りました。

一通り有名な遺跡は足を運んだことになりますが、なにしろ遺跡ひとつを見るのにも時間がかかるので、急ぎ足の旅になりました。
遺跡巡りをする間に、伝統舞踊のアプサラダンシングを見に行ったり、郊外のトレン・サップ湖に出かけたり(結局予想外の入場料が気に入らなくて入らなかったけど)していました。
内線で国民の3分の1近くもの人を失ったカンボジアですが、シェムリアップにおいては徐々に隣国と同じ生活レベルまで近づいてきているのを感じました。ベトナムやタイとは違って、町ですれ違う人々の表情が穏やかなのが印象的です。ひどい戦争を終えた安堵が覗いているような気もしました。

あっという間にに過ぎたカンボジアの旅ですが、またもう一度遺跡巡りに訪れてみたいと思います。

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